ホワイトニング治療には、様々な治療方法が存在しており、歯科医院で治療を行うオフィスホワイトニングや、自宅でホワイトニング治療を行うホームホワイトニング、もしくはその両方を取り入れたデュアルホワイトニングといった治療方法も存在しています。

しかしながら、どの治療方法も、正しいやり方で治療を進めていかないと、失敗してしまったり、うまく色が白く変化しないということも生じてしまうのです。

そこで今回は、ホワイトニングの失敗談、失敗例を紹介していくことで、これからホワイトニング治療をはじめていこうとする方、現在ホワイトニング治療中の方のお役に立つことができればと思っています。

ホワイトニング失敗例①:自宅でのホワイトニング

自宅でホワイトニングをしようとして失敗したという事例は多数あります。

自宅で手軽にできるホワイトニングには様々な方法がありますが、代表的なのはホームホワイトニングと歯磨き粉を使うホワイトニングです。

ホームホワイトニングでの失敗例

ホームホワイトニングでよくあるのはマウスピースが合っていなかったというもので、うまく装着できずに薬剤がこぼれてしまい、口の中が痛くて大変なことになってしまったというケースがあります。

また、マウスピースの形が整っていなかったために、装着できても薬剤がこぼれるというパターンも考えられます。歯医者の説明をしっかり聞いておらず、全然ホワイトニング効果が得られずに失敗したという事例も少なくありません。

ホワイトニングをしてすぐに色がつくようなものを食べてしまったり、自分のペースでやれば良いと思いこんで毎日ホワイトニングをしなかったりするのもよくある失敗です。単純にモチベーションを維持できなくて断念してしまうという失敗例もあります。

特に薬剤が切れたタイミングでもう一度歯医者に行ってカウンセリングを受け、薬剤を購入するという手続きが面倒になってホームホワイトニングを続けられなくなる人は少なくありません。

ホワイトニング用歯磨き粉での失敗例

一方、歯磨き粉を使って失敗するパターンとして、状況が悪化するというのがあります。

研磨剤を使っているホワイトニング用の歯磨き粉を使うと歯がきれいになる人もいますが、その後になってからもっと色が濃くなることもあるのです。

これは研磨剤によって歯に微細な傷がついてしまい、そこに色素が沈着して色付きやすくなるからです。

もともと象牙質が黄色い人の場合には歯磨き粉はあまり効果がないことも多く、いくら頑張ってもきれいにならないと嘆くこともあります。

ホワイトニング失敗例②:歯医者でのホワイトニング

歯医者に行ってオフィスホワイトニングを受けたときにも失敗はあります。

知覚過敏で刺激に耐えられない

知覚過敏になっている人はオフィスホワイトニングの薬剤は刺激が強すぎて、痛みに耐えられなくて諦めるということがよくあるのです。

また、虫歯や歯周病があると痛みが生じるだけでなく、ホワイトニングも均一に行えなくなります。

そちらの診察をしてくれない歯医者に行ってホワイトニングを始めてしまったために失敗するというケースも多く見受けられます。

ホワイトニングの費用で失敗してしまう

この他にも費用的な問題で失敗したというケースもあります。オフィスホワイトニングは最初にカウンセリングを受けて、どのような計画で施術を行っていくかを相談するのが一般的です。

その時点で予想された回数では効果が十分に得られず、継続してホワイトニングを受けるとなるとさらに費用が発生することになります。

数万円から数十万円単位でお金を用意しなければならなくなるため、その時点で断念せざるを得ないという結論に達してしまうこともあるでしょう。費用がかかるオフィスホワイトニングだからこそ起こり得る失敗です。

歯のホワイトニングはなぜ失敗してしまう?その原因は?

歯のホワイトニング全般に起こり得る失敗として、ホワイトニングをやり過ぎてしまったというものがあります。ホワイトニングは徐々に進めていって、ちょうど良いところで止めるのが基本です。

ホワイトニング失敗の原因:白さの調整が難しい

ホームホワイトニングの場合にはゆっくりと効果が出るので、やり過ぎてしまうことはあまりありません。

しかし、オフィスホワイトニングの場合には一回でかなり白くなるため、思っていたよりも白くなり過ぎたというケースもあります。

特にデュアルホワイトニングをしていると、歯医者で施術を受けたときに大きな変化が起こりやすく、このような失敗をするリスクは高くなるでしょう。

ホワイトニング失敗の原因:ホワイトスポット

また、ホワイトスポットが原因で失敗する例もあります。

歯に白い斑点が見えてきてしまうというのはホワイトニング中にしばしば見受けられますが、これはホワイトニングを始める以前から持っていた斑点が施術の過程で見えるようになってきたものです。

エナメル質の形成不全によって生じているものですから別で施術を受けなければならなくなり、労力も費用もかかってしまうことがあります。

テトラサイクリンとは?ホワイトニングで失敗する理由

歯の色合いがまばらで良くないと感じ、ホワイトニングで均一な色にしようと考えた人もしばしば失敗します。

ホワイトニングで直せない色とは?

色素の沈着やエナメル質の性質による問題であれば、ホワイトニングできれいになる可能性はあります。

しかし、薬を使っている影響でできてしまった線を消したいというときには、ホワイトニングは有効性があまりありません。

代表例としてよく知られているのが、抗生物質として用いられるテトラサイクリンです

テトラサイクリンの副作用で失敗してしまう

テトラサイクリンを長期的に服用していると、副作用としてしばしば歯に線が見えてくる症状が生じます。

これを改善したいというときにホワイトニングをしてもあまり意味がなく、徒労に終わってしまう人がいるようです。

歯医者によってはテトラサイクリンを使用していたかどうかを確認してくれますが、その確認もせずに施術を開始するという判断を取られてしまうと失敗することになるでしょう。