「ホワイトニング」と「うがい」について、一見したところ関係性がないように思われますが実際には密接な関係があることをご存知でしょうか?

今回は、「ホワイトニング」と「うがい」に焦点を当ててホワイトニング治療中に注意すること、「うがい」よってホワイトニング効果は得られるのかということについても冊冥していきます。

ホワイトニング治療中のうがい薬について

消毒効果で風邪などの予防をするだけでなく、虫歯や歯周病などにも対策できる商品が流通するようになったため、うがい薬を使う人も増えてきました。

ホワイトニング治療中にうがい薬は使ってもいいの?

そのため、ホワイトニング治療中にうがい薬を使っても良いのかという疑問を持つ人もいるでしょう。

うがい薬は大抵は色が付いているため、あまり良くないのではないかと考えるのは自然なことかもしれません。

うがい薬に含まれている色素は確かに歯に吸着されやすいものが多いので、できるだけホワイトニング中はやめておいた方が良いでしょう。

色素沈着に注意していれば問題ない!

ただし、完全に禁止しなくても大きな問題はありません。タイミングとして、特に施術をした直後は避けるようにするのが大切になります。

ホワイトニングをした後は歯を覆っているペリクルがなくなってしまって、色素が沈着しやすい状況だからです。時間が経てば自然にまたペリクルができてきますから、オフィスホワイトニングなら一日、ホームホワイトニングなら数時間を空けてからうがい薬を使うようにしましょう。

また健康法として、うがい薬ではなく緑茶や紅茶などを使ってうがいをするという方法もありますが、この場合にも色素成分が吸着しやすいのでホワイトニング直後は避けた方が安心です。

歯のホワイトニングとうがいの関係とは?

うがい薬は色素が問題になりますが、うがい自体はホワイトニングと密接な関係があります。

オフィスホワイトニングの場合には、医師や歯科助手からうがいをするように促されるので忘れることはあまりありません。

気をつける必要があるのがホームホワイトニングをしているときで、施術を終えた後は、うがいをする習慣を作るのが大切です。

ホワイトニングによって落とした汚れとマウスピースや歯に付着している薬剤をきれいに洗い流す必要があるからです。

通常は軽くうがいをするだけできれいに流れるので大丈夫ですが、もし気になるなら柔らかめの歯ブラシで軽く磨いても構いません。

しかし、ホワイトニング直後はペリクルがなくて歯が傷つきやすいので気を付けて磨きましょう。可能な限りうがいで済ませるようにした方が健康で白い歯を手に入れやすくなります。

オキシドール うがい ホワイトニング

ホワイトニングに用いられる薬剤の主成分である過酸化水素は、消毒薬として使うオキシドールの成分でもあります。

過酸化水素でホワイトニング効果!

過酸化水素でホワイトニングができるなら、オキシドールでうがいをすれば歯が白くなるのではないかという考え方もできなくはありません。

昔からオキシドールをうがい薬として使って風邪などの予防をするという方法は知られているため、殺菌効果については期待できるでしょう。

しかし、ホワイトニング効果についてはあまり期待できないのが事実です。

ホワイトニングの効果には濃度が関係する

過酸化水素の濃度が低いのが原因で、オキシドールには3%しか含まれていません。ホワイトニングに使用する薬剤の場合には10%から30%程度の過酸化水素を含んでいます。

ホームホワイトニング用のように濃度が低いものの場合は、マウスピースを使って長時間にわたって歯に浸透させないと効果がないという事実からもわかるように、これ以上薄い濃度の過酸化水素ではほとんど効果を期待できないのです。

ココナッツオイルでうがいするとホワイトニング効果ができる?

ホワイトニングをするのに、ココナッツオイルでうがいをすると良いという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

ホワイトニングに効果的!?オイルスプリング法とは?

これはオイルプリングと呼ばれる方法で、大さじ一杯分程度のココナッツオイルを口に含んで15分程度、うがいをするような要領でオイルを口の中で動かすだけでできます。

十分に時間が経過したら吐き捨て、最後に塩水でうがいをして口の中をきれいにするというのが一般的な方法です。

ココナッツオイルに含まれている脂肪酸が抗菌作用を発揮するという説があり、うがい薬などで風邪の予防をするのと同じような効果がある可能性は否定できません。

しかし、ホワイトニング効果については過酸化水素が含まれているわけでもなく、特に効果がある成分が発見されているわけでもないのが実情です。

効果に関する検証も医学的には行われていないため、本当に効果があるかはまだよくわからないということは覚えておきましょう。

オイルでうがいするとホワイトニング効果が得られる?

オイルでうがいするとホワイトニングになるという話は、ココナッツオイルに限ったことではありません。

もともとオイルプリングはアーユルヴェーダの健康法として台頭してきたもので、歯のデトックスに良いとされています。

歯のデトックスによって色素が除去されていけば白くなるという考え方から、ホワイトニング効果もあると考えられています。

ココナッツオイル以外にも、オリーブオイルなどの健康に良いとされるオイルを用いてオイルプリングを試している人も多いですが、本当に効果があるかどうかはやはり臨床的な検証が行われていないのではっきりとはわかりません。

口臭予防や歯周病予防などにも良いとされている方法なので検討してみるのは良いでしょう。